2020.12.18
自然素材による伝統構法の家づくりは、久道工務店で一般的に行われているものですが、伝統構法とはどういうものなのか、少しわかりやすく解説したいと思います。
伝統構法とは、日本建築のことを言いますが、正しくは西洋建築学が建物の建築に取り入れられる前の日本建築のことで、建築で使用する木材の特性を最大限に活かし、木と木を組み上げて建てていく構法のことです。
西洋建築学が日本建築に影響されるようになった背景には、濃尾地震があります。西洋建築を日本建築に取り入れることで、地震などから建物を守ることができる強い建物を作ることができるようになり、その基準として「建物耐震化」が提唱されています。
日本建築という伝統構法を守りながら、建物耐震化も重視した伝統構法は、建築基準法に準じた在来工法があります。
現在の日本で、木材を使用して建てられるものの多くは、在来工法によって建てられるもので、日本建築のような伝統構法を活かしながら、安全な建物を作ることができるようになっています。
時代の変化と共に、日本建築という伝統構法は、日々進化を遂げているからこそ、快適で安心して住むことのできる建物が建てられているのかもしれません。
自然素材による伝統構法の新築一戸建て・注文住宅の設計・施工なら、埼玉県の久道工務店にお任せください。
新築住宅はもちろん、リフォームも承っておりますので、お気軽にご相談・ご見学ください。